2017年10月11日水曜日

ロス・ピノス カルピン


太陽が燦々と照り付けるバレンシアのワインです。
グラスに注ぐと、ものすごい勢いで花の香りが、それこそ、
ぶわわ~っと立ち上ってきます。

香りの勢いに驚きつつ、ワインを口に含みます。

フルーティな果実味を果皮由来の少しの苦渋が引き締めて
います。このタンニンが、なかなかしなやかで、高級感が
感じられます。

ワインをグラスの中で空気と触れ合わせてから口に含むと
たる熟成で使われたフレンチオークの樹脂に由来するバニ
ラの風味がふんわりと広がります。

バレンシアの強い陽光に鍛えられた黒い果皮と、花の香り
が印象的なワインです。

ワインは食文化の一部ってコトで、バレンシア料理を調べ
ました。なんと、バレンシアはスペインの米どころなんで
す。スペイン料理でお米と言えば、パエリアですよね。

このワインの花っぽい香りとパエリアのサフランの香りが、
驚くほど近いんです。試飲会で、グラスに注がれた時の香
りがよみがえりますね^^やっぱり、ワインは食文化の一
部なんですね^^

記憶に残る香りと味わいでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ