2017年6月1日木曜日

高原の盆地じゃないと^^

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いや~快晴^^
夏本番って感じですね。ここまでの所、非常に順調な
気候が続いています。発穂して、太陽を浴びた葉っぱが
光合成をくりかえし、養分を造りだしては、実である米粒に
溜めていくんです。が、もし、神吉が高原でなく、
熱帯夜がガンガンある環境だったら、
どういう事になるでしょう??
お米の食味が、ガクッと落ちるんです。
稲は、昼間の気温が高く日差しが強い状況だと、
葉っぱの葉緑素が活発に働いて、養分を作ります。
この養分は、稲の上への成長に実は、使われてるんです。
夜になり、気温が下がると、稲は、活動をやめます。
活動が止まるんで、
エネルギーである養分は消費されませんよね。
消費されずに余った養分が、
実であるお米に溜まるんです。
なので、
熱帯夜で25度以上気温があると、
稲は活動を止めず、
エネルギーとして養分を無駄遣いするんで、
お米は太らないんです。
おいしい農作物には、「寒暖の差が必要って、
お題目みたいに言ってるでしょ。
詳しく、正しく言うとこういうコトなんですよ。
神吉は標高380mの高原の盆地です。
高原ゆえ熱帯夜は、皆無(ホント^^)で、
盆地ゆえ、昼間の気温は、楽に30度を超えます。
魚沼盆地とほとんど変わらない気候なんです。
魚沼が、沼を干拓したのと同じく、
神吉も、江戸時代に、沼を干拓してるんです。
美味しいお米のキーワード、完備してるんですよ~

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石橋さんの田んぼです。

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松崎さんの田んぼです。

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松崎さんのきぬひかり。

健全な葉っぱが、太陽に日差しを浴びて
養分を作っております。
今年もオイシイの期待してもOKですよ~~

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