2017年10月11日水曜日

ロス・ピノス カルピン


太陽が燦々と照り付けるバレンシアのワインです。
グラスに注ぐと、ものすごい勢いで花の香りが、それこそ、
ぶわわ~っと立ち上ってきます。

香りの勢いに驚きつつ、ワインを口に含みます。

フルーティな果実味を果皮由来の少しの苦渋が引き締めて
います。このタンニンが、なかなかしなやかで、高級感が
感じられます。

ワインをグラスの中で空気と触れ合わせてから口に含むと
たる熟成で使われたフレンチオークの樹脂に由来するバニ
ラの風味がふんわりと広がります。

バレンシアの強い陽光に鍛えられた黒い果皮と、花の香り
が印象的なワインです。

ワインは食文化の一部ってコトで、バレンシア料理を調べ
ました。なんと、バレンシアはスペインの米どころなんで
す。スペイン料理でお米と言えば、パエリアですよね。

このワインの花っぽい香りとパエリアのサフランの香りが、
驚くほど近いんです。試飲会で、グラスに注がれた時の香
りがよみがえりますね^^やっぱり、ワインは食文化の一
部なんですね^^

記憶に残る香りと味わいでした。

オノロベラ ルエダ ヴェルデホ

白ワインの品種で代表的な品種と言えばシャルドネやソービニ
オンブランなんですが、スペインだとルエダ地方のヴェルデホ
が一番メジャーですね。
ヴェルデホの一番の特徴は、なんといっても口に入って数秒で
湧き出すスモーキィなニュアンスでしょう。このニュアンスは
他の品種では感じることは、ほぼないですね。
注いで即の冷たいのを口に含むと、ミネラルの苦渋が飲みごた
え感を演出してくれます。数秒でミネラルはほどけ、アオリン
ゴの爽やかな酸味と少しの甘みを感じます。
ワインを飲みこんで、口に残ったのが温まると、濃度を感じる
旨味が長い余韻として残ります。
注いで即の冷たい状態で感じるミネラル感は、海水のにがりを
思わせるので、海鮮料理とも絶妙な相性を見せます。特に貝類
の相性は抜群で、レモンを搾った生ガキや、ホタテ貝のソテ
ー、あっ、パエリアに載ってるムール貝!!

容易に味わいが浮かぶんで、考えただけでよだれが・・・

ドメーヌ・ジョイ コート・ド ガスコーニュ アンヴィ・ド・ジョイ


このワインは、ドメーヌ ジョイ Vdpで使われるブドウの畑の、もう一格上の
セレクトされた畑のブドウから造られた、いわゆるスペシャルキュヴェ
となります。Vdpとの共通項は、とにかく爽やかな酸味ですね。新鮮
なレモンをギュッと絞ったような味わいなんです。
Vdpとの違いは、濃度と複雑さですね。口に入って温度が上がると湧
き出してくる旨味にライチを思わせるオリエンタルなニュアンスが絡み
ます。
注いで即の冷たい状態でワインを口に含むと、適度なミネラルの苦味が
唾液腺を刺激して食欲のスイッチが入ります。
体温でワインが温まると、レモングラスを思わせるスパイシーな刺激が
湧き出します。これと並行してレモン果汁を思わせる酸味がグワッと弾
けます。
そこから10数秒で酸味がじんわりとほどけて、分厚い旨味が感じられ
ます。複雑で繊細であり、能動を感じるワインです。
合わせるフードは、レモン果汁をかけたら美味しくなる料理ですね。
鶏のから揚げ、塩焼きの焼き魚、塩味の焼き鳥なんかがピッタリですね。

サンタデュック エリタージュ

サンタ・デュック エリタージュ
このワイナリーの別のワインはすでに仕入れて販売しています。

サンタ・デュック Vdpヴォークリューズ ルージュ 
↑このワインは、とにかく荒々しい味わいが特徴なんです。
注いで即を口に含むと、歯が、キュッキュ言うなかなかの飲みご
たえなんですよね。使われてるブドウ品種も同じような感じです
し、価格もそんなに変わらないんで、同じようなモンでしょう、
と高をくくってました^^

エリタージュは、なんとも酸がキレイでチャーミングな味わいな
んですよ^^もう、全然印象が違います。香りは、赤い果実を思わ
せる酸が前に出た果実香に胡椒を感じるスパイシーなニュアンス
が絡みます。

ワインを飲みこんで、しばらくすると、獣脂のニュアンス、これ、
解りやすく言うと、粗挽きウィンナーの脂のニュアンスですね、
これが、口の中に現れます。真っ黒なブドウの果皮の油脂分に由
来する香味ですね。ローヌ地方の料理と言えば、肉料理なわけで
食文化の一部であるワインもそこに寄せて醸されるんですね。

次に、ワインをグラスの中でしっかり空気となじませて、開かせ
ると・・・ジリッとタンニンが湧き出します。この状態で脂が、
チパチ言ってるような赤身の牛を頬ばれば、牛脂と苦渋が、ド
ンピシャなんですよ。あと、胡椒を思わせるスパイシーの香味も
ピッタリ来ます。

初め、チャーミング、中盤、タニック、終盤、少し緩んでまろやか。
こんな感じのワインです。注いで即のチャーミングさに惑わされそ
うですね~

2017年7月16日日曜日

ストーンヴァレー シャルドネ


アメリカは、カリフォルニアのシャルドネです。
インポーターの資料によると・・・

「フレッシュな柑橘果実、メロンやリンゴ、洋ナシなどの風味溢れる白ワイン
です。ほのかなバニラ香も漂い、キリっとした酸味が心地よく、繊細な余韻が
美しい飲み飽きしない白ワインです。」

この説明、久々に、同感ですわ。たいていニュアンスちょっと違うんですけどねぇ。
今回に限りよくできてます。冷たいときのイイカンジの酸が、塊感を演出してくれて
飲み応え感を上手に感じさせてくれますし、口の中でワインが温まると、樽材の
バニラのニュアンスが、ボリューム感として出てきて、その後に果実の旨みが出て
くるのも、リッチな表現として上手くいってると思います。

温度の変化で過渡的に味わいが変化していくんで、是非、キンキンに冷たい状態
から飲み始めて下さいね。

なかなかのドラマを感じる味わいの移り変わりです。
リッチですわ、これ。

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シャニ カベルネ+メルロー

さて、南アのカベルネ+メルローです。でもね、グラス、見てください。
この見た目なら、カベルネ+メルローと言うよりピノノワールですよね^^
それも、南アでなく、チリとか、南仏のですよね。

ほんと、何の情報も無く試飲したら、ちょっとひねった感じのピノですよ。
ひねった感じってのは、15%入ってるメルローのキノコの胞子的な
菌類のニュアンスが感じられるからです。あっ、これ、ほんの少しで、
ド真剣に味わいを探らないと見出せませんので、クセの強いって性質じゃ
ないんで、ご安心を。

そうそう、ワインを口に含んで感じるのは、生っぽいブドウの果実味です。
「生っぽい」ってのは、ワインにする前の生のブドウをそのまま食べてる感
じがするって意味です。リアルに真っ黒な果皮ごと噛み潰した感覚です。
強い日差しに鍛えられ、油脂を多く含んだニュアンスも感じられます。

パッと見、薄い色合いですが、味わいは何とも複雑で重層的なワインです。
そうそう、南アと言えば、このワインですよ。

なんと、同じワイナリーのワインです。
細かく言うと、同じワイナリーの違うワインを違うインポーターが輸入してる
んです。この2つのワインですが、ぜひ飲み比べをしてもらいたいですね。
マンのほうは、もう、エゲツない青紫色をしてて、シャニの薄い色合いと真逆
の見るからに濃厚な色合いをしています。味わいも、濃厚の極みです。

どちらのワインも、それなりに味わいの要素が幾重にも重なって、
そう、味わいの大渋滞を起こしてるんですが、
見た目があまりにも違いすぎるんで、おもしろいです。

どちらも記憶に残るワインです。

ぜひ、お試しくださいませ。

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ラ・マロニエール ミュスカデ セーブルエメーヌシュールリー


このワイン、なんの情報も無く試飲したら、スパイシーなソーブラですよ。
信じられないことに、レモングラスのスパイシーなニュアンスが感じられる
んです。インポーターの資料には、あっさり目のコメントが・・・

フレッシュで柔らかな口当たりと、花や柑橘系の果実を想わせる複雑で
アロマティックな白ワインです。」←へ??どこにもタマネギのピリッ!とか
もわ~~っと口の中にひろがる「あの感じ」には。触れられてません。

このコメントを信じて、買ってもらって、さぞかし飲みやすいんだろうと、飲ん
で・・・いやいや、グラスに鼻を近づけた段階で、あれれ??ってなりますよ。

ま、スパイシーなワインを美味しいと感じるレセプターが味覚に出来てりゃ、
全然モンダイないんですけど、それがない人が飲もうものなら、なんぢゃこれ?
となりますね、必ず。

この白ワインの流行めいたスパイシーなニュアンスも、ミュスカデにまで及ん
だかって思います。こういう変化球、ダイスキですし、提案するのも楽しいんで
すが、やっぱり、飲む順番を間違えないようにしなきゃです。

ラ・マロニエールを飲む前には、このあたりのワインを飲んで、レモングラスの
ニュアンスに耐性をつけてからにしてくださいね~

  

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